血液検査で認知症のかかりやすさが分かります

2018/03/15 医院からのおしらせ

2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると予想されています。大切なのは発症前の予防です。健常者と認知症の間の段階を軽度認知障害と言います。日常生活に問題はありませんが、放っておくと半分の方は約5年で認知症になると言われています。軽度認知障害の段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることが出来ると分かっています。

認知症の原因は、あるタンパク質が脳に貯まるためですが、このタンパク質を取り除く物質の量を血液検査で調べることで、認知症のかかりやすさを調べることが出来ます。検査結果で生活習慣の改善に取り組んだり、専門医の診断を受けて頂く事で認知症の予防につなげることが出来ます。

「最近物忘れがふえてきた」、「肥満や糖尿病などの恐れがある」、「ご家族の様子が少し変わった気がする」など気になられたら、一度ご相談頂ければと思います。

*本検査は健康保険が使えません。自費診療(20000円、税別)になります      *予約検査になりますので、ご希望の方は前日までにご連絡下さい