寒い季節、お風呂に入った途端に意識を失ってしまう、ヒートショック現象が話題になっていますね。寒い所から温かい所に移ると、血管が拡がり、血圧が下がってしまうことが原因とされています。しかし、危ないのは入浴の時だけではありません。

先日、行列の出来る定食屋さんで食事をしていたら、後ろの椅子に座っていた80代位の男性が突然意識を失いました。脈も触れにくく、心肺停止を疑いましたが、座敷で横になって頂いてからは徐々に意識は回復して、血圧も改善しました。恐らく、寒い中、長時間行列に並んでいて、温かい店内に入った矢先にヒートショック現象が起きたのではないかと考えました。（救急車を呼んでいたので、そのまま病院へ搬送して頂きました）

外出時もしっかり温かくするなど、身体に受ける寒暖の差をなるべく小さくすることが大切です。皆さま、どうぞお気を付け下さい。